情報の住所
ロボットには物の住所が必要
先日、深津さんのポッドキャスト「『家のロボ化』がもたらす、次世代の暮らし【ゲスト:成田修造】」を聞きました。 家の中にロボットを設置して家事をやってもらうようなスマートホームを作ろうとしている内容です。 特に印象的だったのは「ロボットが家事をするためには物の住所を決める必要がある」という話でした。
確かにそうだな、と思いました。 自分の家にもルンバやブラーバといったお掃除ロボットがありますが、物を片付けた状態にしないと活躍できないという問題があります。 成田さんが話されていたのは、物の住所さえ決めれば後はロボットが片付けてくれるというルンバよりも汎用的なロボットの話でした。
話を聞いていて、これは情報の住所も同様のことが言えるのではないかと思いました。
情報の住所とは
では、情報の住所とは何でしょうか。 ここでいう情報というのは、日々の業務で扱うあらゆる文字のことです。
具体例を挙げると下記のようなものです。
- 社内Slackのやり取り
- 今日やるタスクなど記述する業務メモ
- MTGの議事録
- 自社サービスの仕様書
- 自社のサービスを構成するプロダクションコード
- etc
日々の業務で生まれるこれらの情報を仕分けし、適切な場所に配置するような仕組みをAIを使って構築できれば、日々の業務が楽になるのではないかと考えました。
AIで実現できそうなこと
具体的にどのようなことができそうか、いくつか例を挙げてみます。
- MTGでサービスの仕様変更が発生したら、議事録や打ち合わせ音声からそれを検知し自動で仕様書に反映する
- 仕様書が更新されたら、diffを読み取りプログラムを修正する
- 社内Slackで業務依頼があったら、自動で今日やることリストに追加する
自分の場合、今挙げたことはコードの修正以外人力でやってしまっています。 しかし、生成AIをうまく使えば他のことも実現できそうな気はしています。 特に、MTGの議事録から仕様書への反映は毎回手作業で行っていて、時間もかかるし漏れも発生するので、ここが自動化できたら嬉しいなと思います。
まとめ
ロボットが物理的なものを整理するために「物の住所」が必要なように、AIが情報を整理するためには「情報の住所」が必要なのかもしれません。
つまり、情報が最終的にどこに配置されるべきかを明確にしておくことで、AIがその間の仕分けや配置を自動化してくれる世界が来るのではないでしょうか。
AIを使えば、まだまだ日々の業務や生活を楽にできそうな気がしています。 やっていきましょう。